カフェラテとカフェオレの違いは?味・ミルク量・カロリーを2026年徹底比較
カフェラテとカフェオレは、どちらもコーヒーにミルクを加えた定番の飲み物です。カフェやコンビニで見かけても、名前や見た目が似ているため、「何が違うの?」「どっちが苦い?」「ミルクが多いのはどっち?」と迷う人も少なくありません。
2026年10月時点で一般的な違いは、使うコーヒーの種類と抽出方法にあります。カフェオレはドリップコーヒーとミルク、カフェラテはエスプレッソとミルクを組み合わせるのが基本です。全日本コーヒー協会やUCC上島珈琲の解説でも、この違いが紹介されています。ただし、ミルクの比率や泡立ちには店やレシピによる幅があります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の違い:カフェオレはドリップコーヒー、カフェラテはエスプレッソを使う。
- ミルクの比率:コーヒーとミルクを1:1にするカフェオレ、1:4程度にするカフェラテが一般的な目安。
- 苦味とカロリー:カフェラテはコーヒーの風味が濃く感じられやすいが、苦味やカロリーは豆・抽出量・ミルクの種類などでも変わる。
【まず結論】カフェラテとカフェオレの違いはコーヒーの抽出方法にある
カフェラテとカフェオレを見分けるとき、最初に確認したいのはミルクの量や泡ではなく、ベースとなるコーヒーです。どちらもコーヒーとミルクの組み合わせですが、一般的には異なる抽出方法を使います。
カフェオレはドリップコーヒーと温めたミルク
カフェオレは、フランス発祥のコーヒーメニューです。ペーパードリップやコーヒープレスなどで抽出したコーヒーに、温めたミルクを加えて作ります。
コーヒーの香りや酸味、焙煎による風味をミルクと一緒に楽しめるのが特徴です。ミルクを同量程度加えるレシピでは、口当たりがやわらかくなり、コーヒーの苦味が穏やかに感じられます。
家庭でも作りやすく、普段飲んでいるドリップコーヒーを使って手軽に楽しめます。朝食や軽食に合わせたいときにも取り入れやすい飲み方です。
カフェラテはエスプレッソとスチームミルク
カフェラテはイタリア発祥のコーヒーメニューで、エスプレッソにミルクを加えて作ります。カフェで提供される一般的なカフェラテでは、蒸気で温めたスチームミルクを使い、表面にきめ細かな泡ができることもあります。
エスプレッソは、細かく挽いたコーヒー粉に圧力をかけ、短時間で抽出する方法です。少量の液体にコーヒーの風味が凝縮されるため、ミルクを加えてもコーヒーらしい香りやコクが感じられます。
ラテアートが描かれた飲み物を思い浮かべる人もいるでしょう。あの模様は、スチームミルクを適切な状態に整え、エスプレッソに注ぐことで生まれます。
「ラテ」と「オレ」の語源も違う
名前の違いには、それぞれの言語が関係しています。「カフェオレ」はフランス語の「café au lait」、「カフェラテ」はイタリア語の「caffè latte」に由来します。
フランス語の「au lait」は「ミルク入りで」という意味を持ち、イタリア語の「latte」は「牛乳」を意味します。どちらもコーヒーとミルクを組み合わせた飲み物ですが、発祥の文化と一般的な作り方が異なるのです。
【比較表】味・ミルクの量・泡立ち・カロリーはどう違う?
カフェラテとカフェオレの違いを一覧にまとめました。比率は全日本コーヒー協会やUCC上島珈琲などが紹介する一般的なレシピを参考にした目安です。店舗や家庭で必ず同じ配合になるという意味ではありません。
| 比較項目 | カフェオレ | カフェラテ |
|---|---|---|
| 発祥 | フランス | イタリア |
| ベースのコーヒー | ドリップコーヒーなど | エスプレッソ |
| 一般的な比率 | コーヒー:ミルク=1:1 | エスプレッソ:ミルク=1:4程度 |
| 味わいの傾向 | まろやかで、コーヒーの風味とミルクがなじみやすい | コーヒーのコクや香りが際立ちやすい |
| ミルクの状態 | 温めたミルクが基本 | スチームミルクが一般的 |
| 泡立ち | 通常は少なめ | きめ細かな泡ができることがある |
| カロリーの目安 | 約65kcal/200mL | 約75kcal/150mL |
| 向いている人 | まろやかな味を楽しみたい人 | コーヒーのコクや香りを楽しみたい人 |
カロリーは、無糖の飲み物に普通牛乳を使い、カフェオレをコーヒー100mLと牛乳100mL、カフェラテをエスプレッソ30mLと牛乳120mLで作った場合の概算です。文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」では、普通牛乳のエネルギーは100g当たり61kcalとされています。コーヒー自体のエネルギーは少ないため、主にミルクの使用量がカロリーを左右します。
実際のカフェメニューでは、サイズ、ミルクの種類、砂糖やシロップの有無によって数値が変わります。上の数字は商品共通の公式値ではなく、家庭での配合を想定した比較用の目安です。
ミルクが多いのはどっち?
一般的な比率で比較すると、カフェラテはエスプレッソ1に対してミルク4程度、カフェオレはコーヒーとミルクが1:1程度です。このため、カフェラテのほうがミルクの割合が高いように見えます。
ただし、ここで注意したいのは、比率だけでミルクの絶対量は決まらないことです。大きなカップのカフェオレと小さなカップのカフェラテを比較すれば、ミルクの量が逆転する場合もあります。
また、カフェラテの比率はエスプレッソの抽出量やカップのサイズによって変わります。メニュー名だけでミルクの量を断定せず、サイズや使用するミルクも確認すると、好みに合った一杯を選びやすくなります。
【味を本音比較】カフェラテとカフェオレはどっちが苦い?
「カフェラテのほうが苦い」と感じる人は少なくありません。エスプレッソは濃厚な風味を持つため、ミルクを加えてもコーヒーの存在感が残りやすいからです。一方、カフェオレはドリップコーヒーを使うため、コーヒーの香りや酸味がミルクと一緒に広がり、穏やかな印象になることがあります。
ただし、カフェラテのほうが必ず苦いわけではありません。コーヒーの苦味は、豆の品種や焙煎度、抽出条件、使用するコーヒーの量などによって変わります。深煎りの豆を使った濃いカフェオレが、浅煎りのエスプレッソを使ったカフェラテより苦く感じられることもあります。
ドリップコーヒーとエスプレッソの違い
両者の味を理解するには、コーヒーの抽出方法を知ることが近道です。UCC上島珈琲やドトールコーヒーの解説では、ドリップコーヒーはお湯をコーヒー粉に通して抽出する方法、エスプレッソは圧力を利用して短時間で抽出する方法として紹介されています。
- ドリップコーヒー:抽出量を確保しやすく、豆の香りや酸味、焙煎による特徴を楽しみやすい。
- エスプレッソ:少量の液体に風味が凝縮され、コクや苦味、香りが強く感じられやすい。
この違いは、ミルクと合わせたときの印象にも影響します。カフェオレはコーヒーとミルクが調和した味を楽しみやすく、カフェラテはミルクのまろやかさの中にもエスプレッソの存在感が残りやすい飲み物です。
カフェインが多いのもカフェラテ?
カフェイン量についても、カフェラテのほうが必ず多いとは限りません。エスプレッソは液体1mL当たりのカフェイン濃度が高くなりやすい一方、1杯の量は比較的少なめです。ドリップコーヒーは濃度が低くても、カップが大きければカフェインの総量が多くなることがあります。
カフェイン量を気にする場合は、飲み物の名前だけで判断せず、使用する豆の量、抽出量、サイズ、店舗が公表している栄養成分情報などを確認するのが確実です。
【似た飲み物も整理】カプチーノ・コーヒー牛乳との違い
カフェラテとカフェオレを区別できても、カプチーノやコーヒー牛乳との違いが曖昧な人もいるでしょう。いずれもコーヒーとミルクを組み合わせた飲み物ですが、ベースとなるコーヒーやミルクの状態、味の組み立て方が異なります。
カプチーノは泡立てたミルクが特徴
カプチーノは、カフェラテと同じくエスプレッソをベースにしたイタリアのコーヒーメニューです。大きな違いは、ミルクの泡立ちと液体ミルクとのバランスにあります。
スターバックス コーヒー ジャパンのコーヒー用語解説でも、カプチーノはカフェラテよりフォームミルクの層が厚く、スチームミルクとのバランスが異なる飲み物として説明されています。泡のふんわりした口当たりを楽しみたいなら、カプチーノが選択肢になります。
コーヒー牛乳はミルクの風味や甘さがポイント
コーヒー牛乳は、日常会話ではコーヒーとミルクを合わせた飲み物を広く指しますが、市販品では乳成分にコーヒーや砂糖などを加えた商品が一般的です。カフェで注文するカフェラテやカフェオレとは、原材料や配合、甘さの設計が異なる場合があります。
市販の甘いコーヒー飲料は、飲みやすさを重視して砂糖などを加えていることがあり、無糖で作るカフェラテやカフェオレよりカロリーが高くなることもあります。商品を選ぶ際は、名称だけでなく原材料や栄養成分表示を確認しましょう。
なお、日本では2003年の飲用乳の表示に関する公正競争規約の改正により、商品名として「牛乳」と表示できる範囲が整理されました。現在の市販品では「コーヒー牛乳」という日常的な呼び方と、実際の種類別表示が一致しない場合があります。
【自宅で簡単】カフェオレとカフェラテのおいしい作り方
カフェオレはドリップコーヒー、カフェラテはエスプレッソという基本を押さえれば、自宅でもそれぞれの特徴を生かした一杯を作れます。特別な道具がなくても始められる方法を紹介します。
カフェオレの作り方:コーヒーとミルクを1:1に
材料の目安
- ドリップコーヒー:100mL
- 牛乳:100mL
- 砂糖:好みで適量
作り方
- いつもより少し濃いめにドリップコーヒーを抽出します。
- 牛乳を鍋や電子レンジで温めます。温度の目安は60〜65℃程度で、沸騰させないようにします。
- カップにコーヒーを注ぎ、温めた牛乳を加えます。
- 軽く混ぜ、好みに応じて砂糖を加えれば完成です。
おいしく仕上げるコツは、コーヒーを薄くしすぎないことと、牛乳を温めすぎないことです。コーヒーが薄いとミルクに風味が埋もれやすく、牛乳を沸騰させると加熱臭や表面の膜が生じることがあります。
アイスカフェオレなら、グラスに氷と冷たい牛乳を入れ、冷ました濃いめのドリップコーヒーを注ぎます。コーヒーを先にしっかり抽出しておくと、氷が溶けても味が薄まりにくくなります。
カフェラテの作り方:濃いコーヒーと温めたミルクを合わせる
材料の目安
- エスプレッソ:30mL
- 牛乳:120mL
作り方
- エスプレッソマシンなどでエスプレッソを抽出します。
- 牛乳をスチームノズルやミルクフォーマーで温め、きめ細かな泡を作ります。
- カップにエスプレッソを入れ、温めたミルクをゆっくり注ぎます。
- 表面の泡を整えれば完成です。
エスプレッソマシンがない場合は、モカポットで抽出したコーヒーや、少量のお湯で濃く作ったコーヒーを代用できます。ただし、抽出方法が異なるため、厳密にはエスプレッソそのものではありません。家庭では、濃いコーヒーとミルクのバランスを調整しながら楽しむのがおすすめです。
ミルクフォーマーがなくても、温めた牛乳を泡立て器で混ぜれば、ある程度ふんわりした泡を作れます。泡立ちを重視するなら、ミルクを温めすぎず、細かな泡ができるように空気を含ませることがポイントです。
【選び方の決定版】好み・飲む場面・カロリーで選ぶ
カフェラテとカフェオレのどちらが優れているかは、好みや飲む場面によって変わります。味の強さだけでなく、コーヒーの香り、ミルクの口当たり、甘さ、飲む量などを基準に選ぶと失敗しにくくなります。
- まろやかな味が好きな人:ドリップコーヒーとミルクがなじみやすいカフェオレ。
- コーヒーのコクを楽しみたい人:エスプレッソの香りが感じられるカフェラテ。
- ふんわりした泡が好きな人:フォームミルクを厚めに仕上げたカプチーノ。
- 甘くて飲みやすい一杯が欲しい人:砂糖入りのコーヒー飲料や、好みで甘さを調整したカフェオレ。
- カロリーを調整したい人:無糖を基本にし、ミルクの量や種類、シロップの追加量を調整する。
カロリーを抑えたいなら飲み物の名前より配合を見る
カフェラテとカフェオレのカロリー差は、必ずしもメニュー名だけでは決まりません。普通牛乳を使った場合、牛乳を10mL減らせば、牛乳由来のエネルギーはおよそ6kcal減る計算になります。反対に、砂糖を小さじ1杯程度加えると、砂糖由来のエネルギーが上乗せされます。
低脂肪乳や無脂肪乳に変更する方法もありますが、ミルクのコクや口当たりは変わります。無糖のカフェラテでも牛乳を多く使えば一定のカロリーがあるため、糖分だけでなくミルクの量も確認することが大切です。
見た目だけで見分けるのは難しい
カフェラテは表面に泡があることが多く、カフェオレは比較的なめらかに見える傾向があります。しかし、泡の量は作り方によって変わり、カフェオレでもミルクを泡立てることがあります。アイスの場合は、見た目だけで抽出方法を判断するのはさらに難しくなります。
また、カフェラテとカフェオレには、すべての店で共通する厳密な配合比率があるわけではありません。ローソンの解説でも、両者の呼び分けには明確な統一ルールがないことが紹介されています。一般的な定義を理解したうえで、店ごとのメニュー説明や使用するコーヒーを確認するのが確実です。
【ラテとオレの違い】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カフェラテとカフェオレは結局どっちが苦いですか? A1:一般的には、エスプレッソの風味が凝縮されたカフェラテのほうが、コーヒーのコクや苦味を強く感じやすい傾向があります。ただし、豆の焙煎度や抽出量、ミルクの比率によって変わります。
Q2:カフェラテとカフェオレでは、ミルクの量はどちらが多いですか? A2:一般的な比率では、カフェラテはエスプレッソとミルクが1:4程度、カフェオレはコーヒーとミルクが1:1程度です。ただし、カップのサイズや店のレシピによって実際のミルク量は異なります。
Q3:カフェラテとカフェオレは、どちらが太りにくいですか? A3:飲み物の名前だけでは判断できません。カロリーは主にミルクの量や種類、砂糖・シロップの有無で変わります。無糖にしてミルクの量を調整し、必要に応じて栄養成分表示を確認しましょう。
Q4:エスプレッソマシンがなくてもカフェラテは作れますか? A4:作れます。モカポットや濃いめに抽出したコーヒーを使い、温めたミルクと合わせれば、自宅でもカフェラテに近い味わいを楽しめます。ただし、通常のドリップコーヒーを使った場合は、厳密にはエスプレッソベースのカフェラテとは抽出方法が異なります。
Q5:カプチーノとカフェラテの違いは何ですか? A5:どちらもエスプレッソを使いますが、一般的にはカプチーノのほうがフォームミルクの層が厚く、泡の存在感があります。なめらかなミルクとコーヒーの一体感を楽しみたいならカフェラテ、ふんわりした泡を楽しみたいならカプチーノがおすすめです。
まとめ:カフェラテとカフェオレはコーヒーの種類で選ぼう
カフェラテとカフェオレの最も大きな違いは、ベースとなるコーヒーの抽出方法です。カフェオレはドリップコーヒーにミルクを合わせ、カフェラテはエスプレッソにミルクを合わせるのが一般的な作り方です。
ミルクの比率は、カフェオレが1:1、カフェラテが1:4程度を目安にすると違いを理解しやすくなります。ただし、味や苦味、カロリー、泡立ちは、豆の種類や焙煎度、ミルクの量、砂糖の有無などによって変わります。
まろやかで飲みやすい一杯が欲しいならカフェオレ、エスプレッソのコクや香りを楽しみたいならカフェラテ、泡の口当たりを重視するならカプチーノを選ぶとよいでしょう。2026年時点でも、まずはコーヒーの種類を基準にし、ミルクの量や甘さを自分の好みに合わせることが、満足できる一杯を見つける近道です。 (出典: ラテ オレ 違い(Yahoo!ニュース))