東京ダム貯水率は79.1%、2026年10月28日最新値と渇水リスクを徹底解説

目次
東京ダム貯水率は79.1%、2026年10月28日最新値と渇水リスクを徹底解説
東京ダム貯水率は79.1%、2026年10月28日最新値と渇水リスクを徹底解説
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 東京ダム貯水率は79.1%、2026年10月28日最新値と渇水リスクを徹底解説

東京ダム貯水率の最新状況を確認するうえで、2026年10月28日に東京都水道局が公表した数値では、小河内貯水池の貯水率は79.1%となりました。貯水量は1億4,657万5,000立方メートルに相当する14,657.5万m³で、前日から111.4万m³減少しています。

ただし、小河内ダムの数値だけで東京全体の渇水リスクを判断することはできません。東京都の水源は約8割を利根川水系・荒川水系、約2割を多摩川水系が占めており、10月28日の貯水率は利根川水系が77.7%、荒川水系が52.1%、多摩川水系全体が77.2%と、水系によって差があります。最新の前日比、平年との比較、2026年1月に起きた小河内貯水池の低水位も踏まえ、東京の給水への影響と節水の判断ポイントを整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 最新値:2026年10月28日、小河内ダムの貯水率は79.1%。前日から111.4万m³減少しました。
  • 水系別比較:利根川水系は77.7%、荒川水系は52.1%、多摩川水系全体は77.2%です。
  • 渇水の判断:貯水率だけでなく、平年比、数日から数週間の推移、降水量、東京都水道局の節水要請を合わせて確認することが大切です。

【2026年10月28日最新】東京ダム貯水率と小河内ダムの現在値

東京ダム貯水率
【画像】東京 ダム 貯水 率 関連ショット

東京都水道局の「貯水量情報」と国土交通省関東地方整備局の公表資料によると、2026年10月28日の首都圏の主要水源は、貯水状況に水系ごとの差が見られます。小河内ダムは約79%を維持している一方、荒川水系の4ダム合計は約52%です。

東京都水道局の公表値は、水系によって観測時刻が異なります。利根川水系と荒川水系は同日0時現在、多摩川水系は同日7時現在の数値です。以下は、この時刻の違いを踏まえて整理した最新状況です。

  • 小河内貯水池:貯水量14,657.5万m³、貯水率79.1%、前日増減マイナス111.4万m³。
  • 利根川水系:9ダム合計の貯水量42,861.4万m³、貯水率77.7%、前日増減プラス336.2万m³。
  • 荒川水系:4ダム合計の貯水量7,506.7万m³、貯水率52.1%、前日増減プラス22.0万m³。
  • 多摩川水系全体:小河内貯水池と村山・山口貯水池を合わせた貯水量16,830.1万m³、貯水率77.2%、前日増減マイナス46.9万m³。

ここで注意したいのは、小河内ダム単独の79.1%と、多摩川水系全体の77.2%は別の数値だという点です。村山・山口貯水池も多摩川水系全体の集計に含まれるため、同じ水系でも対象範囲によって貯水率が異なります。

また、国土交通省関東地方整備局が示す首都圏の水資源状況では、利根川水系上流9ダムが約78%、荒川水系4ダムが約52%、小河内ダムが約79%です。東京都水道局の小数第1位までの値と、関東地方整備局の整数表示では、丸め方による差があります。

【水系別比較】利根川・荒川・多摩川の貯水率を一覧で確認

東京ダム貯水率
【写真】東京 ダム 貯水 率 近影・注目カット

2026年10月28日の数値を比較すると、貯水率が最も低いのは荒川水系です。ただし、貯水率は水源の余裕を考えるための指標の一つであり、数字が低い水系だけで東京都全体の給水状況が決まるわけではありません。

水系・対象貯水量貯水率前日増減平年比・参考値
利根川水系・上流9ダム42,861.4万m³77.7%+336.2万m³128%
荒川水系・4ダム7,506.7万m³52.1%+22.0万m³94%
多摩川水系全体16,830.1万m³77.2%-46.9万m³水系全体の同一基準による値は上表に掲載なし
小河内ダム単独14,657.5万m³79.1%-111.4万m³93%

出典:東京都水道局「貯水量情報」、国土交通省関東地方整備局「首都圏の水資源状況」。貯水量と貯水率は2026年10月28日公表値。平年比・参考値は各水系の管理資料に記載された平均貯水量との比較で、対象期間や集計条件が異なります。

利根川水系は平年の水準を上回る

東京ダム貯水率
【資料】東京 ダム 貯水 率 報道・メディア記録

利根川水系上流9ダムの貯水率は77.7%です。国土交通省関東地方整備局の資料では、八ッ場ダムを除く8ダムの貯水量は、1992年から2025年までの平均値に対して128%となっています。これは、当該8ダムの貯水量が比較対象の平均を上回っていることを示します。

ただし、128%は9ダム全体の貯水率ではありません。八ッ場ダムを除いた8ダムの貯水量と過去の平均値を比較した数字です。77.7%という貯水率と混同しないようにしましょう。

荒川水系は3水系の中で貯水率が低い

荒川水系の4ダム合計は52.1%で、利根川水系や小河内ダムより低い水準です。国土交通省関東地方整備局が示す2010年から2025年までの平均貯水量との比較では94%となっています。

一方、荒川水系の中でも状況は一様ではありません。10月28日時点では、荒川貯水池が98.9%、浦山ダムが63.5%、滝沢ダムが49.7%、二瀬ダムが3.0%です。二瀬ダムの貯水率は特に低いものの、他のダムを含む水系全体の状況も合わせて見る必要があります。

多摩川水系は小河内ダムと全体を分けて見る

小河内ダム単独の貯水率は79.1%ですが、村山・山口貯水池を含む多摩川水系全体では77.2%です。小河内ダムの貯水量は、2016年から2025年までの平均貯水量に対して93%となっています。

この数字から分かるのは、小河内ダムが有効容量の約8割まで水を蓄えている一方、過去10年間の同時期の平均と比べると、貯水量はやや少ないということです。容量に対する割合と平年比は、同じ意味ではありません。

【前日比・平年比】ダム貯水率の推移から見える2026年の特徴

ダム貯水率を確認する際は、その日の数値だけでなく、前日からどれだけ増減したか、前年や平年と比べてどの水準にあるかを組み合わせて確認することが重要です。

小河内ダムは1日で111.4万m³減少

東京都水道局の10月28日公表値では、小河内貯水池の貯水量は前日から111.4万m³減少しました。有効容量18,540万m³を基準に計算すると、貯水率は前日から約0.6ポイント低下した計算になります。

一方、利根川水系は前日から336.2万m³増加し、荒川水系も22.0万m³増加しました。多摩川水系全体では46.9万m³の減少です。水系ごとに前日比が異なることは、東京の水源を一つのダムだけで評価できない理由の一つです。

なお、前日比は水量の増減であり、降雨だけで決まるわけではありません。ダムへの流入量、河川への放流量、水道用水としての取水などが関係します。1日の減少だけで長期的な渇水が始まったと判断するのは適切ではありません。

前年同日との比較では水系ごとに違いがある

東京都水道局が公表した前年同日量と比較すると、利根川水系上流9ダムの貯水量は2025年10月28日の24,871.7万m³から、2026年10月28日には42,861.4万m³に増加しました。前年同日の貯水率45.1%に対し、2026年は77.7%です。

荒川水系も、前年同日の5,866.9万m³、貯水率40.7%から、2026年は7,506.7万m³、52.1%に増加しています。多摩川水系全体は、前年同日の14,470.2万m³、66.4%に対し、2026年は16,830.1万m³、77.2%です。

前年と比べれば、3水系はいずれも貯水量が増えています。ただし、これは前年同日の比較であり、平年の平均と同じではありません。過去2年間の同日量を見ても、利根川水系は2024年の46,751.3万m³、貯水率84.8%を下回っています。比較する年によって、現在の水準に対する評価は変わります。

10月の降水量も水源の状況を読む材料になる

国土交通省関東地方整備局が公表する利根川上流域の平均降水量では、2026年10月1日から27日までの雨量は47mmでした。10月の過去平均129mmに対して約36%です。

荒川水系でも、上流域の10月1日から27日までの平均降水量は39mmで、過去平均156mmの約25%にとどまっています。ただし、荒川水系では9月の降水量が461mmとなり、同月の平均229mmを大きく上回っていました。

このように、直近の雨が少なくても、それ以前の降雨で貯水量が確保されている場合があります。逆に、まとまった雨が降っても、流域やダムによっては十分に貯水量が回復しないこともあります。雨量の数字と貯水率の数字を合わせて読むことが、ダム貯水率の推移を理解するポイントです。

【ダム貯水率の仕組み】79.1%は何を意味するのか

ダムの貯水率は、一般に貯水量を基準となる容量で割って算出します。東京都水道局や国土交通省関東地方整備局が公表する水道用水などに関する貯水率では、原則として有効容量を基準にしています。

貯水率(%)=貯水量÷有効容量×100

小河内ダムの場合、10月28日の貯水量14,657.5万m³を有効容量18,540万m³で割ると、貯水率は約79.1%になります。つまり、基準となる有効容量の約79%に相当する水が貯まっている状態です。

貯水率100%でもダムのすべての容量が満水とは限らない

貯水率の分母となる容量は、ダムの総貯水容量と必ずしも同じではありません。総貯水容量には洪水調節などのための容量が含まれる場合があり、水道用水などに利用する際の貯水率は、有効容量や利水容量など、用途に応じた基準で計算されます。

さらに、洪水期と非洪水期では、ダムの運用や基準となる容量が変わることがあります。東京都水道局の資料でも、利根川・荒川水系は10月から翌年6月までの非洪水期と、7月から9月までの洪水期で容量の表示が異なります。多摩川水系についても、出水期と非出水期の区分が設けられています。

そのため、異なる季節の貯水率を単純に比較するときは注意が必要です。数字が上下した理由が、実際の貯水量の変化なのか、基準となる容量や運用条件の違いなのかを確認しましょう。

貯水率と平年比は別の指標

貯水率79.1%は、有効容量に対して現在どれだけ水が貯まっているかを表します。一方、平年比93%は、特定の過去期間における平均貯水量と比べて、現在の水量がどの程度にあるかを表します。

小河内ダムの2026年10月28日の状況を例にすると、有効容量に対する貯水率は79.1%ですが、2016年から2025年までの平均貯水量に対しては93%です。現在の容量に対して約8割の水があり、過去10年間の同時期の平均よりは約7%少ない、という2つの情報を同時に読み取れます。

なお、平年比の比較期間は水系ごとに異なります。利根川水系では八ッ場ダムを除く8ダムの平均値、荒川水系では2010年から2025年までの平均、小河内ダムでは2016年から2025年までの平均が用いられています。水系間の平年比を比べる場合は、集計対象と期間の違いも考慮する必要があります。

【東京の水源と給水への影響】貯水率が低いと断水するのか

東京都水道局によると、東京都の水源は約8割が利根川水系と荒川水系、約2割が多摩川水系です。東京の水道は複数の水系を組み合わせて運用されているため、小河内ダムの貯水率が低下したからといって、そのまま都内全域の給水に影響するわけではありません。

実際、2026年1月26日、東京都水道局は小河内貯水池の貯水量が平年に比べて大幅に低下し、平成に入って以降の最低記録とされる8,600万m³を下回ったことを公表しました。その際、利根川・荒川水系など他の水源も活用しているため、都民への給水に影響はないと説明し、節水への協力を呼びかけました。

その後、2026年10月28日の小河内貯水池の貯水量は14,657.5万m³です。1月に示された8,600万m³という水量を約6,057.5万m³上回っています。ただし、1月の低水位と10月の貯水量だけで、その間のすべての運用状況や今後の給水の安定性まで判断することはできません。

渇水の判断は貯水率だけで決まらない

ダムの貯水率には、全国共通で「何%になったら必ず給水制限」という単一の基準があるわけではありません。実際の渇水対応では、水系全体の貯水量、降水量や今後の天候、河川の流況、水道需要、各ダムの運用状況などを総合的に見る必要があります。

貯水率が低くても、他の水源に余裕があり、必要な取水や供給を維持できる場合があります。一方、複数の水系で貯水量が減少し、降雨による回復も見込めない状況が続けば、節水要請や取水制限などの対応が検討される可能性があります。

2026年10月28日のデータでは、利根川水系と荒川水系の前日増減はプラス、多摩川水系はマイナスでした。これだけで東京全体の給水に問題が生じているとは判断できませんが、水系ごとの動向を継続して確認する意味はあります。給水制限や節水要請の有無については、東京都水道局などの最新の公式発表で確認することが確実です。

【貯水率が低い理由と節水情報】家庭でできる対策は?

貯水率が低下する背景には、流域の降水量不足、ダムへの流入量の減少、水道用水や河川環境を維持するための放流など、複数の要因があります。雨が少ない日が続くと貯水量が減りやすくなりますが、実際の変化は降雨の量や場所、ダムの運用によって異なります。

2026年10月の利根川・荒川両水系では、27日までの月間降水量がそれぞれの平均を下回っていました。一方、9月の荒川上流域では平均を大きく上回る雨が観測されています。こうした変化からも、特定の月や1日の数値だけで水源の状態を評価するのは難しいことが分かります。

貯水率が下がったときに確認したい3つの情報

  • 1. 前日比だけでなく、数日から数週間の推移:一時的な減少なのか、連続した減少なのかを確認します。
  • 2. 平年比と水系全体の貯水量:現在の貯水率が過去の同時期と比べて低いか、他の水源に余裕があるかを確認します。
  • 3. 公式の節水要請や給水情報:東京都水道局や関係機関から、節水の呼びかけや取水制限などの発表が出ていないかを確認します。

日常生活で取り組める節水

自治体から節水の協力要請が出ている場合は、その内容に従って水の使い方を見直しましょう。普段からできる対策としては、歯磨きや食器洗いの際に水を流し続けない、シャワーの使用時間を短くする、洗濯をまとめて行う、漏水がないか確認するといった方法があります。

ただし、2026年10月28日の貯水率だけを理由に、都民全員が一律の使用制限を受けていると考える必要はありません。節水要請の有無や具体的な対応は、公式発表に基づいて判断することが大切です。

【プロの結論】東京ダム貯水率は「水系・平年比・推移」で判断する

2026年10月28日の東京ダム貯水率を読み解くと、小河内ダムは79.1%、利根川水系は77.7%、荒川水系は52.1%、多摩川水系全体は77.2%でした。数字だけを並べれば荒川水系の貯水率が低いものの、利根川水系は比較対象の平均を上回り、小河内ダムは過去10年間の平均貯水量をやや下回るなど、それぞれ異なる特徴があります。

水源の状況を見極めるには、次の4点を押さえると判断しやすくなります。

  • 貯水率:有効容量に対して、現在どの程度の水が貯まっているか。
  • 前日比:貯水量が増えているのか、減っているのか。
  • 平年比:過去の同時期の平均と比べて、水量に余裕があるか。
  • 公式発表:東京都水道局などが、節水要請や給水への影響について何を発表しているか。

とりわけ重要なのは、79.1%という数字だけを見て安心したり、前日から111.4万m³減ったことだけを見て渇水を心配したりしないことです。水系全体の貯水量、平年比、降水量、数日から数週間の変化を合わせることで、現在の水源の状況をより正確に把握できます。

【東京ダム貯水率】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:東京ダム貯水率の最新値は何%ですか?
A1:2026年10月28日の東京都水道局公表値では、小河内ダムが79.1%です。利根川水系上流9ダムは77.7%、荒川水系4ダムは52.1%、多摩川水系全体は77.2%となっています。水系ごとに対象となるダムと観測時刻が異なります。

Q2:小河内ダムの貯水率が低いと、東京で断水しますか?
A2:小河内ダムの貯水率だけで、東京全体の断水や給水制限が決まるわけではありません。東京都は利根川・荒川水系など複数の水源を利用しています。給水への影響は、水系全体の貯水量や運用状況、公式発表を確認して判断する必要があります。

Q3:貯水率と平年比は何が違いますか?
A3:貯水率は有効容量などの基準容量に対する現在の貯水量の割合です。平年比は、過去の一定期間における平均貯水量と現在の貯水量を比較した値です。小河内ダムの79.1%という貯水率と、過去10年間の平均貯水量に対する93%という値は、異なる意味を持ちます。

Q4:ダム貯水率が何%になると節水要請が出ますか?
A4:全国共通の単一の貯水率だけで、必ず節水要請が出るわけではありません。水系全体の貯水量、雨の見通し、水道需要、取水・放流の状況などを踏まえて対応が判断されます。最新の節水要請や給水制限の情報は、東京都水道局などの公式発表で確認してください。

まとめ:東京の水源は最新値と推移をセットで確認しよう

2026年10月28日の東京ダム貯水率は、小河内ダムが79.1%、利根川水系が77.7%、荒川水系が52.1%、多摩川水系全体が77.2%でした。小河内ダムでは前日から111.4万m³減少しましたが、利根川水系と荒川水系では貯水量が増加しています。

現在の数値を評価する際は、貯水率の高さだけでなく、前日比、平年比、過去の推移、降水量を組み合わせて見ることが欠かせません。2026年1月に小河内貯水池が記録的な低水位となった際も、東京都水道局は他の水源を活用し、都民への給水に影響はないと説明しました。

今後も、東京都水道局の貯水量情報と国土交通省関東地方整備局の水系別データを定期的に確認し、節水要請や給水に関する公式発表があれば、その内容に応じて行動することが大切です。東京の水源を正しく理解するためには、単独のダムの数字ではなく、複数の水系と時間的な変化を合わせて見ることが判断の基本になります。 (出典: 東京 ダム 貯水 率(Yahoo!ニュース))